会長挨拶

本邦の獣医腫瘍診療レベルを向上させ、地球環境を配慮した学会をめざします。日本獣医がん学会 会長 信田卓男

 本学会が、その前身の日本獣医がん研究会から日本獣医がん学会に発展し、早4年が経ちました。その間、信田卓男前会長をはじめ多くの関係者のご尽力により、学会としての基盤が作られました。この度、会長選挙により皆様のご信任を頂き、2代目会長を務めさせていただくことになりました。これから4年間の任期中は、これまでの学会の良き点は踏襲しつつ、さらに発展させるべく全力を尽くす所存です。

 この4年間で本学会会員数は1,432名(賛助会員12含む)から2,019名(賛助会員13含む)に増加しており、腫瘍診療に関する情報・知識の社会的ニーズは益々高まっています。このような情勢を背景に『獣医腫瘍診療の発展と推進』という基本理念を大切に、会員の皆様に満足していただけるよう、本学会をさらに充実させていきたいと考えています。

 この4年間では以下に掲げる方針を柱に、継続性・発展性のある、民主的な学会運営を行います。

1. 学術集会をさらに発展させるための会場の選定とプログラムの多様化:
教育講演、症例発表の拡充や企業展示の拡大が可能であり、交通アクセスや経費等が適切な新たな会場を選定いたします。この先数年間の短期的展望ではなく、「がん学会はこの会場」と会員や関連業界に認知していただけるような会場を東京・大阪で選定したいと考えています。

2. 学術集会実施業務の外部委託:
これまでは学術集会実施において特定の会員にご協力いただいておりました。今後は、できる限り学会実行業務を外部委託することにより、学術集会に参加する会員がプログラムに集中できるようにしたいと考えます。

3. 学会雑誌の充実:
学会雑誌発行を学会活動の最重要事項の一つと認識し、年4号の継続的な発刊を目指し努力します。

4. 認定医制度の見直し:
認定医制度は広く会員の皆様の支持を得て、これまでにI種認定医34名、II認定医239名(2013年1月時点)が認定されました。認定医講習会の受講者は年々増加しており、この制度は本学会の成長を支える大きな柱となっています。このような背景を受けて、認定医という資格のさらなる社会的地位の向上を目指し、認知度を高める広報活動の充実、より高度のレベルを目指すガイドラインの充実、更新条件の設定を行います。

 上記方針に関しては、これまで以上の費用も発生しますが、会員の皆様からお預かりした会費を無駄にすることなく、高い費用対効果が得られるよう、しっかりとした学会運営につとめたいと考えます。いたらぬ点も多々あるとは思いますが、皆様方の声を事務局や執行部にお届け頂き、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

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